デニムの裾上げ時の”アタリ”について

 

みなさま、デニムはお好きでしょうか?

一着、むしろ数本持っているかたのほうが多いのでは。履きやすいですし、
拘りのある方もたくさんいらっしゃいます。
最近はリアルな中古加工や所謂ビンテージものなど選択肢がたくさんあります。
購入後、多くの方が裾上げをしていると思います。こればっかりは仕方ないでよね。
ロールアップなどの方法もありますが基本裾上げでそれぞれに合わせていることと思います。

チェーンステッチで!などのこだわりを持っている方も多いことと思いますが
ビンテージや色落ち加工のデニムで裾上げすると困るのが裾のアタリ。
そのままだとなんだかもっさりというかリアル感が薄れてしまいます。アタリ加工も対応しているお店もございますが意外と高額だったりしますし、自分で調整できないのも不安ですね。

そこで自分でやってしまおう!とのことでやってみました、アタリ出し加工。
これが想像より簡単ですぐにできますよ!
以下、今回やってみた手順になります。ご参考までに。

 

1- 裾上げ後、熱湯に漬け一気に乾かす

今回、試したデニムは orslow IVY FIT DENIM 107 2year wash
ナチュナルな色落ちと生地の質感がとても良い一品です。シルエットもとても良いですよ。

de_003

de_002

 

以下の画像が裾上げ後です。
このままでも…と考えましたが加工してみました。

de_007-1

まず、熱湯で生地をギュッと縮めて一気にドライヤーで乾かしました。
画像は無いのですが…。
この工程はワンウォッシュデニムを購入し裾上げした際も是非とも行ってください。
新品にダメージを与えるのに気が引けますがどうせ生地が擦れるので。
これをやることによって後のアタリの具合が変わりました。
また、この加工をご自身でやるのであれば凸の出やすいチェーンステッチでの裾上げをお勧めします。

 

2- 凸の頂点部分を紙やすりで擦る

そのままなのですが凸の頂点部分を紙やすりで優しく擦っていきます。
使用した紙やすりは240番。100円ショップなどのもので十分だと思います。
まずは撫でる程度で。あとは箇所、気分次第で多めに、力を入れて、といった感じで。
腰回りやポケットのアタリ具合を参考に同じくらいになるよう気をつけました。

自分は撫でる程度で30~50往復でした。

結果、このようになりました。

de_007-2

de_004

de_005

de_006

イメージ通りになりました!
思ったより簡単で短時間、低予算で出来ました。

ちょっとした拘りな部分かもしれませんが愛着が湧くと思いますので裾上げ後、
気になる方はチャレンジしてみてください!
擦り過ぎには十分にご注意を。

 

追記
ヒゲやハチノスの付け方のコツなど他の部分の色落ちについて記事を追加いたしました。
こちらの記事
も是非ください!

A.P.C、RESOLUTE、orslow、DENIME等、各ブランドのデニムのサイズ感・素材感を比較してみました!!
こちらの記事
検討時のご参考に!

 

◆こちらの記事もご覧ください◆

似合う帽子が見つからない方に!キャップ・ハット等おすすめのかぶりものをご紹介します