裏技?…デニムの色落ちのポイントやコツを少しお伝えします

 

デニムを育てたい!
ヒゲやハチノスをバッチリ刻みたい!
アタリもヴィンテージもののようにしたい!
など、リジッドデニムやワンウォッシュデニムから育てている方も多いと思います。
ですが、洗濯してしまってシワが残らず思うようにエイジングが進まない、
メリハリのある色落ちにならない、等で諦め気味になってしまいますよね….

そこで、ちょっとしたコツやアイテムをお教えします。
当記事のデニムはA.P.C.のものですがこのくらいの色落ちでしたらコツを掴めば誰でも可能かと思います。
実際の穿き込める時間や洗濯回数で変わってきてしまいますが…。
ご参考になったら幸いです。

 

洗濯後にもう一度ヒゲやハチノスをつけるには

リジッドの状態で始めずにのりを落としてから履きはじめる方もいらっしゃると思いますし、ワンウォッシュからの方ももちろん多いことと思います。
ですが、ヒゲやハチノスは履き込むことはもちろん重要ですがのりの有無に左右される部分が多いです。
メリハリのついてるデニムはリジッドからの穿き込みが大切ですがどうしても汚れや匂いで洗いたくなってしまいます。

そんなときにこのスプレーのりのカンターチがおすすめです。

洗濯後、乾ききらない状態でヒゲを付けたい箇所へ一吹き。パリパリになります。
が、しかし、なんと廃盤になったそうでアマゾンでも何故か価格が上がってます…以前はハンズやホームセンターで普通に買えたので近くのお店に見に行ったらあるかもしれません。
代用品ですが、筆者はカンターチを使用したので使ってはいないのですが以下のものが使えそうです。

スプレータイプが楽なのでおすすめです。一つあればYシャツにも使えますしね。

一つ注意が。
パリパリにして履き込むと破れてしまう可能性があります。なのでスプレーも程々にしましょう。せっかくのデニムが破れてしまったら元も子もないので…。さ~っと吹く程度で十分かと思います。

 

ヒゲ部分の色落ちをすすめるためのコツ

ヒゲの色落ちをすすめるためについつい指でつまんでこすっていませんか?
おそらく色落としてる方は皆さん一度はやってしまうのではないでしょうか。
確かにヒゲ部分の色落ちは進むと思いますがちょっと反則wかもしれないですよね…

どうせ反則行為をするならやってしまえということでつまむ際にウェットティッシュを間にいれてつまんでこすってみてください。
ちょっとやってみてウェットティッシュをみてください。色が結構落ちますので。
やはり水分を含んでいるので洗濯するのと部分的に同じような感じなんですかね。結構落とすことができると思います。
とは言え、これもやりすぎるとヒゲが広くなったり不自然になりますので細く程々にしてください。

 

耳(セルビッチ)のアタリを出すためにしたほうが良いこと

所謂キャタピラというアタリです。ブリブリにガタガタになっていると良いですよね。好みはあると思いますがあるのと無いのと印象が大分違います。
これを出したい場合はコインランドリーの乾燥機へ。自宅タイプのものですと温度が低いのかあまり出せないです。さらに裏返さずに表のまま乾燥機に入れてください。基本シワはしっかり伸ばしてから入れましょう。

念のため注意書きを。
乾燥機で乾燥させると思いの外、全体的に縮みます。なのでどんなふうに育てるか、サイズはどんな感じか、等考えてから乾燥機に入れましょう。履けなくなってしまうのが一番もったいないので。

 

裾のアタリ部分の味の出し方

以前、こちらの記事
でも書いたのでご参考いただけたら幸いです。
裾のアタリは意外と出しやすいです。新品でも裾上げ後でも。なのでここから手を出していくのが良いかと思っております。

 

洗濯方法や回数について

これにつきましては人によって様々ですよね。答えがきっと無いんだと思います。
洗濯回数が多いとヒゲはハチノス等の色落ちが少ないけどきれいなブルーになっていきます。
選択回数が少ないとメリハリの有る色落ちとなっていきます。が洗濯しないと汗や汚れで繊維自体が弱ってしまうので破けやすくなってしまうようです。
何日履いたら洗う、とか、何分すすいで洗剤はこれで、等選択肢がありすぎてなんとも言えないと考えております。
自分好みの色落ちを目指すには経験しか結局は無いでしょうし、結果がすべてなんでしょうが最近は色落ち経過をブログ等で書いてくれてる方も多いのでまずは好みを見つけて検索するのも一つの手かと思います。

 

なかなか理想通りのデニムができないのが現実。ですがそこも含めて楽しんで理想の一本を作り上げてみてください。
自分で手をいれるときはくれぐれもやり過ぎにはご注意を。

 

A.P.C、RESOLUTE、orslow、DENIME等、各ブランドのデニムのサイズ感・素材感を比較してみました!!
こちらの記事
検討時のご参考に!

 

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